教員紹介(香川 亘)

香川 亘

専門分野

構造生物学、生物物理、生化学、分子生物学

経歴

東京大学   博士(理学)
国立研究開発法人 理化学研究所 基礎科学特別研究員、2003 – 2006

国立研究開発法人 理化学研究所 研究員、2006 – 2009
早稲田大学 理工学術院 助教、2009 – 2012
本学 理工学部、2012 – 現在

主な研究テーマ

ゲノムDNAの傷が修復されるしくみに関する研究

研究の概要

ヒトの「設計図」であるゲノムDNAは、活性酸素・紫外線・放射線などにより、日常的に傷つけられています。細胞にはゲノムDNAの傷を修復する機能が備わっており、細胞が正常に生命活動を行うために重要です。しかし、DNA修復が正常に行われないことがあり、それが発がんや遺伝病の原因となることが近年わかってきました。香川研究室では、傷ついたゲノムDNAが修復されるしくみを分子や原子のレベルで解明し、発がんや遺伝病の予防や治療に役立つ研究成果を生み出すことを目指しています。

主な原著論文

1.  Saotome, M., Saito, K., Yasuda, T., Ohtomo, H., Sugiyama, S., Nishimura, Y., Kurumizaka, H. & Kagawa, W.  Structural Basis of Homology-Directed DNA Repair Mediated by RAD52.  iScience  3, 50-62  (2018).

2.  Saotome, M., Saito, K., Onodera, K., Kurumizaka, H. & Kagawa, W.   Structure of the human DNA-repair protein RAD52 containing surface mutations.  Acta Cryst. F  72, 598-603  (2016).

3.  Kagawa, W., Arai, N., Ichikawa, Y., Saito, K., Sugiyama, S., Saotome, M., Shibata, T. & Kurumizaka, H.  Functional analyses of the C-terminal half of the Saccharomyces cerevisiae Rad52 protein.  Nucleic Acids Res.  42, 941-951  (2014).